成田フリーダムU11の活動報告です。
本日は、熊谷市総合スポーツ大会に参加してきました。
小雨の降る中でしたが、計2試合を戦ってきましたので報告します。
まずは、第一試合について。
準備体操やウォーミングアップなどは、選手だけで行っていますが、しっかり行う事で試合/練習への入り方や怪我への備えが異なるのに、日によって真剣さにバラツキがあります。
私が見ている/いないに関わらず、同じテンションで行い、ウォーミングアップについては敏捷性を高めていってほしいですね。
本日の試合前に、選手の様子を見た私は、正直なところ不安感がありました。
選手にも伝えました。
「いつものスピード感が足りない」と。
そこで何か感じてくれていればよかったのですが、グラウンドへ向かう様子からも変化は感じられませんでしたし、この状態で試合に入り、どんな展開になるか体験してもらおうと、私も敢えて選手にそれ以上の事は言いませんでした。
開始のホイッスルが鳴った早々、相手は前線から猛然とプレスを掛けてきました。
ベンチに居た一人がぽつりと呟きました。
「ハイプレスだっ!」
慌てふためきボールロストとセカンドボールの回収がおぼつかない中、DFの背後へパスを通され失点。
想像通りの展開でした。
見事に自分たちの準備不足を痛感したのではないでしょうか。
私からは一言。
「慌てることはないから、前からプレスにきている場合の対応をしてみよう」
どのうような方法があるのかは、チーム毎に様々かと思いますが、成田フリーダムU11については対応策を選手に伝え、試合前/選手毎にプレーしてほしい事を伝達しております。
しばらくしてボールを保持できる展開になり同点に。
しかし、失点にはならないけれど危ない場面も散見されました。
結果は、6-1の勝利でしたが、選手/私ともに勉強になった試合でした。
試合後のミーティングでは、準備の部分にフォーカスして今後の教訓として話をさせてもらいました。
第二試合。
天候も回復しましたが、芝はスリッピーな状態のままでした。
試合前には、対人の部分と準備の部分について話をしましたが、リラックスして試合に臨む事の大事さも確認しました。
前半に素晴らしいロングシュートとセットプレーからの計3失点しましたが、どれも再確認すれば防げる失点であり、ベンチに戻った選手達には
「まずは1点返しましょう!ロングボールが怖いなら、勇気を持って前に行くか、蹴られる瞬間に1.2歩下がるかのどちらかをはっきりしないとね!攻撃の部分はボールを自ら走らせて、相手を疲れさせればいいんじゃない?」と話しました。
前半も激しくボールを争奪した両チームでしたが、後半は特に守備から攻撃に移る部分で練習の成果が見えました。
結果は0-3の敗北でしたが、私は大きな手ごたえを感じていましたが、ベンチに戻ってくる選手の中には涙をこぼしている姿や悔しさを表現している姿が見えました。
きっと出来た部分が前より増えたから、悔しさが増したのでしょう。
やろうと思った事が通用しない部分もはっきりしたのでしょう。
選手の皆は、とぼとぼと待機場所に帰ろうとしていましたが、
「誰から見ても負けたんだなと見える雰囲気を出すのは止めよう!俺よりも皆が悔しいのは分かるが、次に向かって悔しさを違うパワーに変換して、今日皆に勝った相手にぶつけよう!そしてここにいるどのチームよりも元気な姿で帰ろう」と話しをさせてもらいました。
負けてしまった試合の後は、ミスや出来なかった事を考えてしまいがちですが、下を向く必要は無いと考えます。
まだまだサッカーについて知らない事だらけですし、出来なかった事や知らない事を知識として吸収していけば良いだけです。
試合後にもお話させていただきましたが、まずはサッカーを楽しんでほしい。
ただそれだけです。
選手は試合中にとても良く考え、感じてくれていたと思いますし、負けてしまったのは私の指導不足に尽きると思います。
楽しんだ上に喜びも感じてもらえるよう、これからも精進させていただきます。
大会を開催頂いた、熊谷市サッカー協会様
対戦頂いたチームの皆様
ありがとうございました!今後ともよろしくお願い申し上げます。
保護者の皆様
雨の中、応援ありがとうございました。
選手の皆
お疲れ様でした。
これからも忙しいですが、一緒に話し、プレーしましょう♪
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