成田フリーダムU11の活動報告です。
本日は、大変な暑さの中での活動となりました。
普段から体調管理の重要性を伝えている身ながら、流石に練習終了後の疲労度が高く、このコンディション下でプレーしてい
る選手達の凄さを痛感しながらも、早め早めの観察と休息をとらせなければならないなと再認識したところです。
さて、本日は【幅と奥行き】をテーマとして取り組みました。
小学生年代は、横50m×縦68mを基本のコートサイズとして、その中を合計16人で1つのボールを追いかけ、相手ゴールを目指し、自分のゴールを守ります。
観戦していると、やはりゴール前での攻防に目が行きますが...
重要なのは
1. 相手ゴール前とその周辺エリアに侵入する動きとポジションの取り方
2. 自分のゴール前とその周辺エリアに侵入させない動きとポジションの取り方
ですが、やはりゴール前は攻める側も守る側も必死ですから、必然的に人が密集しやすくなります。
ゴールの位置がコート中央にある為、守備の時はGKを中心にボールと相手を自分のゴールより遠ざけさせる必要性から、自チームの選手が密集する事も大切ですが、ただ居るのではなくポジショニングと経験から得られる読みと判断が不可欠で、その前提として味方の声があるわけですが、守備については次回以降にさせていただきます。
本日のテーマは、攻撃時の【幅と奥行き】について。
1. 相手ゴール前とその周辺エリアに侵入する動きとポジションの取り方に加え、
前述した
2. 自分のゴール前とその周辺エリアに侵入させない動きとポジションの取り方と逆の発想を持たなくてはいけません。
では逆として、相手守備時に
自らの動きにより、相手ゴール前と周辺エリアに侵入できるスペースを作り出させ、そのエリアにポジションが取れないよう させれば良いのではないでしょうか?
文字におこせば簡単ですが、大切なのは【自らの動きにより】の部分です。
現在の少年サッカーは、選手達の技術向上と戦術の浸透により、コートの中にスペースが生じにくくなっています。
50m×68mでもです...。
皆さんも聞いたこと有るのではないでしょうか?
ベンチからの「切り替え早く!」「準備!!」などの声。これは選手の素早い動き出しを促し、攻守切り替えのテンポを上げさせる事を目的とするものです。例としては相手ゴールの近くで奪い返して波状攻撃に繋げる狙いや、相手の陣形が整う前にゴール前に侵入してほしい時に掛ける言葉です。
つまり、ほとんどのチームがスペースについての認識があり、使う事(攻撃)と埋める事(守備)にスピードを要求しているのです。
ですから、サッカーというスポーツは、持久力や敏捷性のレベルにもよりますが、小学生でも数秒後の展開が異なり、スペースが生じにくいのです。
では【自らの動きにより】の動き方は?
ここを重視して取り組みましたが、ボールに注視してしまう成田フリーダムU11。
光に集まる虫のような...
意識していく必要性を説明させていただきました。
もっと楽にプレーすれば良いのにと思いました。
ボール持ってない時こそ、考えて、考えて、考えて!
何を?
自らの動きをです。まずは留まるのはどういう時か?動き出すのはどんな時か?
【幅と奥行き】について言葉と動きで説明しました。
最後は、一緒に練習している4年生FWのシュート技術とパターン強化を目標にセット練習。
1試合〇得点してな!と話したらニコニコしていたので大丈夫でしょう(笑)
練習終了後に一緒に燃え尽きたパパさん。
いつもありがとうございます。お疲れ様でした。
保護者の皆さま、暑い中ありがとうございました。
選手のみんな
ほんとに暑い中...みんな凄いな!!
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