成田フリーダムU11の活動報告です。
皆さまご存じの通り、埼玉県にまん延防止重点措置が布かれた事で、様々な活動に影響が出てきそうです。
1/22~23は、成田小学校では無く、別会場にて短時間の練習を行いましたので報告します。
はじめに、短時間の練習と言いましたが、サッカーを練習(試合は除きますが)するのに適した時間量はどの位が良いのでしょうか?
1時間以下は余りに少ないように感じますし、5時間を超えると多いような気もします。
つまり、考え方は十人十色であり、これこそがという答えは出ていないように思います。
考慮しなければならないのは、選手の疲労度と今般のような社会情勢ですが、特に選手の疲労度が高い時は練習の量は勿論、質にも影響を及ぼします。
疲労度が高い状態で練習した場合に起き得る現象としては下記のようなものがあるかと考えます。
怪我
集中力の低下
身体も頭も疲れているので、判断力や理解力を要さない【練習のための練習】に陥る
疲労が蓄積する事で、いずれ燃え尽きてしまう 等々
上記のどれもが疲労という心身の状態で発生し得ます。
では、疲労の蓄積された状態では何をすれば良いのでしょうか?
まずは、心身を休ませてあげる事。
これはサボる事とは違います。
十分な睡眠と食事を大切にし、次の練習(試合)を万全の状態で迎える準備。
つまりは、休息も練習の一部だと考えます。
それに倣って、土曜の練習は行いました。
まずは、万全の状態であることを確認し、90分間という時間設定と、大変な集中力を要求させてもらいました。
今までは、ボールの預け方や通し方など、自らがボールを保持している場面の練習が多かったですが、
ボールを預ける又は通す
受ける準備と同時に、次の預け先又は通し先の確認を行った状態でボールを受ける
上記の1.と2.を持続的に繰り返す事を行いました。
ボールの出し手と受け手だけの関係ではなく、
自分→味方→味方(自分でも可)→味方(自分でも可)→ゴール
目標とするゴールを目指す為に、どうすれば良いのかがテーマでした。
また、常に次の展開を予測しながらプレーしなければならない事で、集中力が必要な練習メニューでした。
視点を常に変化させる事と、ボールの位置を確認する事は集中力が必要です。
さらにゴールまでの道筋を描けるようになるとスムーズな連携が叶いそうです。
そのためには、自ら道筋を描けることが出来、それをチームで共有しあいながら熟成させることで、チームとしての道筋になっていくと思います。
最後のミニゲームでも、動きが少なく次の展開を予測できていないと簡単にボールを奪われるし、逆に道筋があり、予測を伴っているとスムーズに前進できる場面もありました。
このような集中力をいつもの練習と試合で継続できれば最高ですね!
日曜日はもう少し長めの練習時間でしたが、テーマを30分~60分刻みで替え、集中して臨めたと思います。
一番大事なのは、新型コロナウイルスや風邪、インフルエンザなどに感染しない事ですが、出来得る限り、短時間でも集中力と強度の高い練習を行えればと考えております。
選手の皆
保護者様
大変な状況ですが、体調にご留意いただき、ご協力よろしくお願い申し上げます。
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