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未だに憧れる(その1)


初めて活動報告以外のブログです。

今後は、気が向いたときに記事を作成しようと考えております。


未だに憧れる...

人でも場所でも物でも、皆さんも一つ位あるかと思います。


私のは【ある先輩】です。

その人は、元プロサッカー選手です。

失礼ながら、誰でも知っているサッカー選手ではありません。

J1で活躍したわけでは無いのです。

でも、私には強烈な印象と憧れが今もあります。


出会いは小学生の時にまで遡ります。

当時はプロサッカー選手(Jリーグ発足前)は居なかったものの、これからプロリーグができるという時期でした。

私は、少年団でボールを蹴る一人のサッカー少年であり、その人は同じ地域にある違う少年団でプレーしていました。

当時から圧倒的な存在感で、ワクワクしながらその人のプレーを観て、真似してみましたが、全く近づけない程に力の差がありました。

時は流れ、私は6年生となり自分の技術に自信をつけていました。

その時にはJリーグも誕生しており、私もプロサッカー選手が夢でした。

中学に行ったらどんなサッカーが出来るのか、そんな事をいつも考えていました。

今と違い、クラブチームは少なく、中学校のサッカー部で活動する人が大半で、私も自分の行く中学のサッカー部を目指していましたが、困ったことにその中学にはサッカー部が存在しなかったのです。

そんな不安な日々の中、ついにその中学にサッカー部が出来るとの事で、大変喜んだのを覚えています。

なぜなら、憧れのその人がそこにいたのです!

それからは中学に行ってその人と一緒にプレーするのが近い夢であり、通学時に会う機会があると、

「中学きたらサッカー部に入れよ!。待ってるからな!」

と声をかけてくれ、私の気分も頂点に達していました。

小学生の終わりには、一足早めに中学の練習や練習試合に参加させてもらい、いざ中学生と準備万端でした。

そして入部初日、事件は起きました。


つづく


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